打率を上げるためには?
お子さんの打率を上げるにはこれをやりましょう!という魔法の方法というものは存在しません。
なぜなら「ヒットが打てた」という結果には様々な要因が絡んでくるからです。
しかし!強い打球を打つ能力があれば、必然とヒットを打てる確率は高まります。
ヒットを量産して打率を上げたい➡強い打球を打ちたい➡どうすればいいのか?という疑問に、FFベースボールアカデミー塾長の荻田コーチが答えます!
2024年7月12日更新
目次 |
そもそもヒットって? |
お子さんの課題は? |
強い打球を打つことが大事 |
ミート力を鍛えるには? |
その①タイミング |
タイミングを練習する野球用品4選 |
その②バットコントロール |
バットコントロールを鍛える野球用品5選 |
学童球児にオススメのバット |
まとめ |
YouTubeチャンネル紹介 |
そもそもヒットって?
打った打球がヒットになるかならないか…それは複数の要因が重なった結果です。
例えば…
・打球の速さ
・打球の角度
・足の速さ
・相手の守備能力
したがって、先述したように「これだけをやればヒットが打てる」というものはないのです。
それでも、ヒットの確率を上げていくための課題克服、練習用品は存在しますので、本記事内でご紹介します!
お子さんの課題は?
お子さんのバッティングを想像してみてください。
なかなかヒットが打てない。打率が上がらない。その原因を探っていきましょう。
前からくるボールに対してタイミングが合っていないのか、
タイミングは外れていないが、当たらない、打ち損じてしまう、
どちらがよく当てはまるでしょうか。
当てはまった課題に対して、克服する練習をすることが打率を上げるキーポイントです。
強い打球を打つことが大事
冒頭に記載したように、ヒットになる要因はいくつかありますが、強い打球を打つ能力があれば、必然とヒットを打てる確率は高まります。
\強い打球を打つにはどうする/
最優先に取り組むべきは
ミート力(捉える力)を鍛えること
そしてその次に
パワーをつけること
ミート力を鍛えるには?
最優先に取り組むべきは "ミート力を高める" ことです。
ではそのミート力を鍛えるにはどうしたらいいか?
①タイミングを合わせる練習をする
②バットコントロールの精度を上げる練習をする
(※バットコントロールとは?=バットを自分が思い描いた通りに振る能力)
大きく分けて、この2つを鍛える必要があります。
それではここからは、①タイミング、②バットコントロールと分けて解説していきます。
その①タイミング
タイミングを取るのが苦手な選手は、動くボールを打つ練習を積極的にしましょう。
タイミングがなかなか合わないと感じている選手に多い原因が、実戦的なバッティング経験の少なさ、そして打つ準備ができていないことです。
可能な限り実戦的な軌道で動くボールを ”準備を早くして” 打つ練習を数多く行いましょう。
井端監督も準備を大切にしています
タイミングを練習する野球用品4選
実戦的なボール軌道のように流れてくるLEDライトに合わせてスウィングをする商品です。
ベストタイミングとの秒数差の表示や点数表示など、ゲーム感覚でタイミング力が身に付きます。
バッティング用のシャトルを直線的に自動発射するマシンです。
練習相手がいなくても、しっかりと実戦感覚でタイミングを取って打ち返す練習に最適です。
センター返しができればエンドレスでボールを打てるマシンとネットのセット商品です。
トス軌道で発射される穴あきボールを、しっかり早めに準備し構えて打つことが効果的です。
通常は投げ手が必要となるワンバウンドティーバッティングが、これがあれば一人でもできます。
実戦的な硬式ボール/軟式ボールを使用して、間を作りタイミングを合わせる練習が可能です。
その②バットコントロール
バットコントロールを鍛えたい選手は、まずは動かないボールを打つ練習から始めてみましょう。
うまくバットで捉えられない選手の多くは、自分の思い描いた動きと、実際の動きにズレがある可能性があります。
動かないボールを打つことで、結果がわかりやすく打球に現れますので、この感覚のズレを修正していくことができます。
バットコントロールを鍛える野球用品5選
ボールを打ち込めない環境でも、ダミーボール(ボールに見立てたラバー素材)を打つことができます。
コースや高さも自由に設定可能で、繰り返し繰り返し振ることができます。
ボールをミートポイントまで伸ばして、好きな高さやコースを打つことができます。
省スペースでしっかりと球体のボールを打てるので、バットコントロールが身に付きます。
しなるバットでバットが体から遠回りするスイングを矯正できます。
ミートポイントまでインサイドアウトで(バットが体の近くを通っ)振れるようになれば、バットコントロールのズレも少なくなります。
実際のボールよりも小さい直径40㎜の穴あきボールを乗せて打つことで、バットの芯で捉える技術が向上します。
安全なボールなので、バッティングティー・ジュニアと組み合わせて、自宅内でも練習可能です。
学童球児にオススメのバット
打率を上げたいという学童球児にオススメのバットをご紹介します。
今や主流となった複合バット(高反発バット)は、バットのヘッドであればある程度どこに当たっても飛距離が出ます。
それに対し、木製バットは少ない面積のバットの芯で捉えなくてはいけないので、バッティング技術も向上します。
そして、将来硬式野球に進み複合バットが使用できない環境になったときにライバルに差をつけることができるでしょう!
さらに詳しく…ブログ記事はこちら↓
"飛ぶバット"の落とし穴~木製バットのススメ~
まとめ
打率を上げるためにやるべきことは人それぞれ違います。
お子さんの苦手がどこにあるのか、これを理解して、適した練習を提案してあげてください!
そして、そんな練習を手助けする野球練習グッズも数多くありますので是非参考にしてみてください!
YouTubeチャンネル紹介
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オギ:野球愛日本一・現役社会人硬式野球選手(内野手)
タイキ:自称群馬一学童野球を愛している男(捕手)
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